サーフィンのフィンってたくさんあって、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
サーフィンのライディングを思い通りのマニューバに近づけるためにサーフボードと同じくらい重要になってくるのがフィンになります。
今回は、ショートボード用のフィンの中でも、
品質・性能ともに最高峰で商品ラインナップも豊富なFCS2のフィンについて紹介していきたいと思います。
この記事では、
1)選び方
2)性能
3)オススメのフィン
についてまとめました。
「フィンを変える必要ってあるの?」
「求めるライディングに合うフィンってなに?」
「サーフィンスキルにあったフィンってなに?」
「今のライディングを変えるフィンは何?」
この疑問を解決する手がかりになったら嬉しいです。
サーフィンをフィンで変えましょう。
サーフィンはフィンでかわる!なぜフィンを変える必要があるの?
サーフィンでテイクオフができるようになってきたら、
横に走ってアクションをしたい
波に合わせてロングライドしたい
と思いますよね!
サーフィンスキルの向上とともにやりたいアクションの幅が広がっていきます。
でも、「思うように出来ないっ!」となった時、
求めるアクションとフィンの特性が違ったりすると、やりにくいばかりでなく上達しにくくなります。
そんな悩める時にこそ、やりたいことに合ったフィンに変えると上達につながります!
それでは、間違えのないフィンの選び方を解説していきたいと思います。
サーフィンはフィンでかわる!FCS2フィンの選び方
基本となるタイプは以下の4タイプになります。
スピード | 小回り | |
リアクター | ★★ | ★★★★★ |
パフォーマー | ★★★ | ★★★★ |
アクセラレーター | ★★★★ | ★★★ |
カーバー | ★★★★★ | ★★ |
回転性と横へのスピードは相反すると考えてください。
小回りがきくタイプでスピードを出すことは難しいですが、サーファーのスキルにより可能です。
そのレベルに無い人は、求めるライディングでタイプを決めるといいでしょう。
また、各タイプにはS・M・Lのサイズがありますので、体重に合ったサイズを選びましょう。
では、各タイプの特徴を説明します。
リアクター
★オススメな方:
深いボトムターンから縦のアクションを練習したい人
最も小回りが利き、縦のアクションがしやすく波の掘れた所でコントロールしやすいです。
レジェンドサーファーであるケリースレーターのフィンのテンプレートです。
小回り性能とスピードは反するところもあるので水の抜ける抵抗を少なくしスピードを上げるため、フィン内側の形状が平面のフラットフォイルになっています。
パフォーマー
★オススメな方:
誰にでも、まずは基準にしたいフィンタイプ
回転性能と横へのライディングもやりやすく、日本のビーチブレイクに合うフィンです。
このタイプだけサイドフィンの内側の面形状フォイルがフラットではなく凹みのあるインサイドフォイルです。
このサイドフィン内面の凹凸が横にも走りやすいのに回転性をあげている秘密です。
アクセラレーター
★オススメな方:
体重の多めな人、パワーのある人
パフォーマーと比べると回転性を抑えスピードが出ます。
形は似ていますが、若干フィンが寝ていて長く、サイドフィンの内側の形状が平面のフラットフォイルです。
これによりテイクオフからスピードが出やすく、波のホールド性・グリップ性もあわせもった使いやすいフィンです。
うねりからパワーのある波質にあいます。
パフォーマーより若干大きいテンプレートですので推奨体重の上限でしたらパフォーマーよりアクセラレーターを選択するのも良いです。
カーバー
★オススメな方:
とにかく横に走り抜けたい、ロングライドしたい人
フィンの付け根の幅がもっとも広く、波の高い位置を横に走りやすくなります。
また、安定感があり、ボードがグラグラしにくくなります。
浮力のある大き目のボードや重たいボードでも横へのスピードがでるので相性がいいです。
ブレイクが早く、忙しい波よりも、きれいな形に崩れていく波で大きくターンを連発できるシチュエーションでぜひ使いたいフィンですが、ブレイクが早くても駆け抜けていけるフィンでもあります。
サーフィンはフィンでかわる!FCS2フィンのグレードと性能について
FCS2の4タイプのフィンそれぞれに、性能のグレードがいくつかあります。
性能は、素材で変わります。
優れているグレードのものは色々な材料が使われているため高価になります。
①ネオグラス
②パフォーマンスコア
③パフォーマンスカーボンエアコア
④シグネーチャーシリーズ&シェーパーズシリーズ
上記の4つのグレードがあります。
ネオグラス
素材はグラスファイバーをレジンで硬化させ成型したフィン。
従来よりも軽く、性能もあがっています。
デザインも、レジン自体に色をつけてあり綺麗です。
パフォーマンスコア
中心素材に軽量でフレックス性のあるパフォーマンスコアを使用し、レジンでコーティングしています。
パフォーマンスコアカーボンシリーズはカーボンをビーム 状に配列することでレスポンス性を向上させています。
カーボンの入り方で、
どちらに曲がりやすいのかが分かりますよね。
パフォーマンスカーボンエアコア
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パフォーマンスコアをパフォーマンスエアコアに進化し、さらに軽量化。
パフォーマンスコアと比較して、およそフィン1本分軽くなり、トップターンでの切れの良さ、反応の良さを向上。
ターンがまだ出来ないレベルの方でもフィンの軽さはテイクオフの助けになります。
シグネーチャーシリーズ
FCS2からサポートされているトッププロのモデルになります。
パフォーマンスコア・パフォーマンスカーボンエアコアをベースに、各プロの特徴・個性あるデザインになっています。
好きなプロのライディングがあれば、
そのプロのモデルを選ぶのも1つの手です。
また、サーフボードのシェーパーのデザインしたフィンもありますので、お持ちのボードのシェイパーと合わせるのもフィンとの相性が良くなります。
タイプ | シグネチャーシリーズ |
リアクター | SF (サリーフィッツギボンズ) |
パフォーマー | GM (ガブリエルメリーナ) JF (ジェレミーフローレス) |
アクセラレーター | FT (フィリペ) KA (コロヘアンディーノ) |
カーバー | AM (アルメリック) FM (ミックファニング) JW (ジュリアンウィルソン) |
以上、フィンのグレードによる性能の違いについて解説してきました。
初級レベルではエコグラスで充分な性能を発揮しますが、フィンを壊してしまったり中級レベルに向けてステップアップしたい時に、パフォーマンスシリーズにフィンもステップアップしてもいいと思います。
FCS2おすすめのフィン
初心者
パフォーマーorカーバー
ネオグラス
ミッドレングスや大き目のボードには安定感のあるカーバーがオススメです。
テイクオフして横に進めるようになり、アップスを練習する頃には、
パフォーマータイプでパフォーマーシリーズが良いでしょう。
中級者
リアクターorアクセラレーター
パフォーマンスカーボンエアコアorシグネーチャーシリーズ
掘れた波にも対応、パフォーマンス寄りのオールラウンドボードがいいでしょう。
上級者
シグネーチャーシリーズ
この域に達すると、自分の好みのフィンが見つかっていると思います...
変化を求めるなら、特徴的な形状をしていて上級向けのフィンもあります。
・H4 (限定品)
とにかくスピードが早くターンのキレが良いです。
反応の速さが別格なので、スキルアップに試す価値はあると思います。
初心者にはその反応の良さに対応しきれないフィンです。
ツインスタビの記事はこちら
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サーフィンはフィンでかわる!のまとめ
以上、簡単ですが、FCS2のフィンについて解説させていただきました。
サーフィンは選ぶフィンでライディングが変わります。
「サーフィンのライディングを変えたい」など、
皆さんの悩みを解決する一助になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。